防災意識

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山Pです。

地元消防団の操法大会があった。

梯子車の披露などもあり、多くのギャラリーも集まった。

さて、この操法大会だが、まず操法について説明しておく。

操法とは、総務省が定める消防団の消火活動における基本動作を凝縮した競技のことで、我が町では毎年大会が行われる。

操法の技術向上は、消防団の消火技術の向上だけでなく、組織における士気向上や指揮命令系統の円滑化に有効であると言われている。

うちの分団は、操法大会では、なかなかの常勝分団で、周りからの期待もすごく、選手になるとそのプレッシャーは半端ではない。

選手になると約3ヶ月間、みっちり訓練を行うこととなり、夜間や休日のプライベートな時間の多くを費やすことになる。

そしてそれは、選手だけでなく、当番の班の班員や、分団全体からの協力者も同様だ。

よく、こんなことして何になるのか?とか、もっと大事なことがあるんじゃないか?というような声を聞くが、操法大会に向けたこの過程は、消火活動の基礎技術の向上や、チームの団結力を強めることに大きく寄与している。

一度選手を全うすると、選手として参加しないとわからない自信というものが備わり、いざという時に動けるのだ。
だから基本的には、経験をしていない団員に選手をしてもらうことになっている。
今回の選手たちも、選手未経験だったが、厳しい訓練に耐え、成果を示す今日を迎えたのだ。

結果から言うと、今年の大会で我が分団は3連覇を達成した。

これは、長い間行ってきた厳しい訓練の賜物以外の何物でもない。

選手の皆さん、長い間の厳しい訓練、本当にお疲れ様でした!

選手をすると、大会が終わっても、当面は、地面の白線を見ると並びたくなったり、シートベルトを締めた後、結合の確認をしたり、紐を見たら、もやい結びがしたくなったり、いちいち「ヨシ!」と言ったりしたくなるので要注意だ。

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