趣味はカメラ

趣味はカメラ

きっしーです。
今日のタイトル、今更ながら私の趣味について書かせて頂きます。
カメラにのめり込んだのが2008年頃から。思い起こせばもう8年になります。
現在、とても有難いことに仕事としても撮影をさせて頂けるようになりました。
と、同時に仕事の撮影では効率も考えるようになった反面、オリジナリティに欠けている面にも悩んでいます。

こんな時は、好きな物を好きな様に撮影し撮影スキルの引き出しを増やす事も必要です。(最下部に写真をアップしています・・・とアピールしてみます)
ちょうど、社内で養父市にある【別宮の棚田】の「天の川と棚田」を絡めた写真素材があるといいんだけど・・・と言う声を聞いていたので、新月期のGWも半ばの夜中午前2時~撮影に挑んで来ました。(因みにネイチャー系の写真と星空が大好きです)
前日の22時から0時30分まで仮眠を取り、1時間30分掛けて現地着、車を降りて空を見上げ・・・一言。「凄い」眼鏡の私でもハッキリと天の川の白い流れが山の尾根から直上を越え反対側の山の尾根まで伸びているのが見えます。素早く機材をセットし先客(1名)で来られていた方の邪魔にならない様、ヘッドライトも赤い電球(赤色の光は眩惑を和らげてくれます)を灯して、挨拶を交わし少し離れた位置で撮影を開始しました。
星空の撮影は時間との勝負です。この季節3時半にもなると薄明の光が東の空を照らし始めます。肉眼ではほとんど分かりませんが、カメラにはその影響がはっきり出るのです。

●撮影時の設定など

1.ピント ライブビューで明るい星を拡大表示⇒MFで星の光が一番小さくなるところにセット
2.撮影モード Mモード(マニュアル)レンズのF値は解放 露出時間(シャッタースピード)は取り敢えず30秒 ISO感度 3200前後
3.構図 真っ暗なのでカンです。何枚か撮影し微調整していきますが前述のとおりあまりノンビリしていられません。一番良いのは昼間から構図、ピントを決めておき撮影が終わるまで固定しておくことです。
4.シャッター ブレを防止するためにレリーズケーブルを使用。

大まかにこういったことを状況に合わせて考え、自分なりのベストな設定を色々と試します。この過程がとても楽しいです。私は撮影は一人のスタイルなのですが、自分を追い込んでこういった過程をクリアしていくのが好きなんだと思います。
また、撮影地で知らない方と撮影の合間にお互いの邪魔にならない程度で会話するのも好きです。有名な撮影地だと他府県から来られる方も多く、老若男女いろんな方とお話しできる機会があります。
この日は、先客の方1名おられましたが少し離れた位置でしたので挨拶のみでした。その方は3時半ごろに撤収されたのですが駐車場から私の後ろを車で通過し終わるまで車幅灯のみでした。歩くようなスピードでゆっくりと私の撮影の邪魔にならない様配慮いただきました。
こういった同じ趣味を持つ者同士の気遣いもこの趣味のいいところだと思っています。(逆も然りですが・・・)

とても長くなってしまい、誰が読むんだ?とここまで来て思っていますが、読んで頂いた方にお目汚しですが、業務用の画像素材として選定した物を公開します。

天の川を大きく水面に映り込ませるには、もっと広大な土地が必要でした。。。(ウユニ塩湖のような)

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