思い出したこと

思い出したこと

きっしーです。

先日、自宅のウッドデッキが崩壊寸前の状態になり撤去しました。

通常なら、施工して頂いた業者さんに修理なり再建をお願いするところなのですが、見積もりだけお願いさせて頂く結果になりました。

見積もりが高かった訳ではないのですが、その業者さんからは思いが伝わってきませんでした。

そこで、以前、庭を施工して頂いた業者さんに見積もりをお願いして見ました。

実はこの業者さん、結構頑固な方で、外構のデザイン時、私と意見が真っ向からズレていました。

私は外構に『曲線を取り入れて欲しい』と言う希望が、業者さんは『直線大好き』な方でどうしても直線を主体にデザインさせて欲しいという方でした。

ところが!後日、イメージ図を持ってこられた時、単純に感心させられました。

家の雰囲気に合わせて外構は波打つようなデザインを希望していたのですが、持ってこられたイメージ図は真四角の直線が効いたデザイン!一瞬、「う~ん」と思ったのですが、上から覗くと綺麗なアーチを描かせたデザインになっていました。

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予想外のデザインでしたが、業者さんと私の希望(ほんとは大分違っているのですが)とが合わさったデザインに『これ良い』と納得してしまいました。

お客様から頂いたご要望に対して『常識的にこちらの方が良いので』と自分の尺度だけで押し付けず、きちんとお客様のご要望に寄せていき納得させる技術・・・おそらく狙っておられたわけではないと思うのですが、今でもとても信頼できる業者さんだと思っています。

正直、安い業者さんではないと思います。

ウッドデッキも再建して頂きましたが、予算的に非常に苦しく見た目は以前の物より見劣りします。

それでも、これまでの仕事振りを考えると、高くて見劣りしても信頼のおける業者さんに頼みたいと思いました。

以上、最近、上司にその辺を改めて思い起こさせる本をお借りしたのがきっかけで思い出したお話です。

自分の仕事にも活かせる体験でした!

 

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